令和5年8月30日から9月1日の3日間、大阪府立消防学校にて上半期総合訓練(FCB・SCB)を実施しました。
Fire Control Box(ファイヤーコントロールボックス)とは、火災現場で発生する燃焼現象を再現することで、炎や煙の性状を理解するための模型木造家屋のことをいい、今回は4種類の模型を用いました。
① 平屋建て 給排気による火煙の変動、注水による温度変化を観察
② 3階建て 2階出火時の延焼経路、各階の温度変化を観察
③ 長屋住宅 建物構造の違い(界壁の有無)による延焼経路を観察
④ フラッシュオーバーとバックドラフトの再現
Smoke Control Box(スモークコントロールボックス)とは、中高層型の模型家屋で炎を発生させずに、煙の換気方法を確認でき、給排気の仕組みを確認できるものです。