早いもので、今年も残りわずかとなりました。
新年に向けて、多くの方が大掃除をされるのではないでしょうか。
実は年末の大掃除は家をきれいにするだけではなく、「火災」を防ぐことにもつながります。
大掃除のついでに、「火災予防」に全集中して、「火災危険」も一掃し、良い年末年始をお過ごしください。
壱ノ型(いちのかた)「コンセントそうじ」
コンセントとプラグのすき間にホコリが溜まっているとトラッキング現象により出火することがあります。
ふだん手が届かない所も含めて、汚れをチェックし、ホコリがあれば掃除しましょう。
弐ノ型(にのかた)「こんろまわりをきれいに」
令和元年中の住宅における火災のうち、「こんろ」による火災が最も多く発生しています。
グリル、換気扇、こんろまわりの油汚れを放置したまま使用していると、油汚れに着火して火災になる危険性があります。
こんろまわりは日頃から清掃と整理整頓を心がけ火災を未然に防ぎましょう。
参ノ型(さんのかた)「住宅用火災警報器のいじかんり」
万が一火災が起きた時に、火災の発生を知らせてくれる「住宅用火災警報器」ですが、
汚れやホコリが付着していると火災を検知しにくくなったり、誤作動を起こす場合があります。
大掃除に合わせて清掃と点検をお願いします。
・外観点検
警報器に汚れやホコリなどが付いていないか確認
(水を浸した布をよく絞ってから汚れやホコリを取ってください)
・作動点検
本体のボタンを押すかひもを引いて、音(又は音声)により正常に作動するか確認
(音がしない場合は電池切れや故障の可能性があります)
※設置から10年以上の場合、電池切れだけでなく、センサーの劣化により火災を検知しないおそれがあるため、本体の交換をおすすめします。