山火事は空気が乾燥し、ハイキング等で山へ出入りが多くなる季節に多く発生しています。
特に今年に入ってから、栃木県足利市や群馬県桐生市など全国各地で連続して山火事が発生しています。
山火事の原因は、たき火、タバコなどの不始末によるものが多く、人の不注意によって起きています。
山火事の怖さは、
1.火の粉が飛び散り、同時にあらゆるところへ延焼する。
2.森林、落ち葉という燃えやすいものが密集しているため延焼するスピードが速い。
3.入り組んだ地形、立ち並ぶ森林等により消火活動が困難であり、近くに水源がない場合が多いため消火に時間がかかる。
などが挙げられます。
令和3年4月2日(金曜日)に飯盛山山頂付近で山火事が発生しました。
その際は大火にいたることなく鎮火しましたが、山火事は一旦拡大するとその消火は容易ではないため、大規模な火災になっていた可能性があります。
飯盛山へハイキングに行かれる際は、「山の中では、指定された場所以外でキャンプや火気の使用をしない。」「たばこのポイ捨ては絶対にしない。」などの注意を守り、山火事を防止しましょう。