火を使用しない調理器具として手軽で便利な電子レンジですが、食品の加熱のし過ぎや、調理不可の包装を加熱するなど、使用方法を誤ると火災を引き起こす可能性があります身近にある火災危険として日頃から注意しましょう。
電子レンジによる火災事例
・さつま芋や中華まんの加熱時間の設定を誤って長時間加熱した。
・電子レンジ機能とオーブン機能を誤って使用し加熱した。
・冷凍食品等の調理不可の包装を誤って加熱した。
・電子レンジ内に油や食品のカスが付着した状態で加熱した。
・濡れた衣類を乾かそうと電子レンジで加熱した。
出火防止対策
・電子レンジを使用するときは、タイマーを使用して食品の種類や量に応じた適切な加熱時間を設定し使用する。
・冷凍食品やレトルト食品を温めるときは、電子レンジで加熱が可能であるか、表示されている説明書きを必ず確認する。
・電子レンジ内は、こまめに清掃し、食品等のカスが付着していない状態にする。
・普段から電子レンジの周囲には、可燃物を置かないようにする。
・調理中は、その場を離れず、食品の様子を見ながら加熱する。
電子レンジ火災時の対応
・ドアを閉めた状態で運転を停止する。
・電源コードの差し込みプラグを抜く。
・周囲にある燃えやすいものを遠ざけ。火が消えない場合は住宅用消火器等で消火する。