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山火事の発生に注意しましょう!

 全国的に1月頃から春にかけて山火事が多く発生します。
 令和7年1月には山梨県笛吹市では15日間燃え続け、2月になると岩手県大船渡市で約324haの範囲内で火災が点在し鎮火されるまで一週間かかり、3月は23日に岡山市と、今治市で山火事が発生し3月25日時点で鎮火には至っておりません。
 この4件の山火事でいずれも付近住民に避難指示が出されています。
 また、山火事は消火に使用する水源も少ないなど、消防活動にあっては困難を期すことから近隣の消防隊や、緊急援助隊、自衛隊の応援を受け多くの人員や資機材を使用し消防活動を行っています。


 全国では年間に約1,300件の山火事が発生し、その約7割が冬から春(1月~5月)にかけて集中して発生しています。
 これは、冬は森林内に落ち葉が積もって燃えやすい状態になっていることや、風が強いこと、特に太平洋側は乾燥した状態になるといった自然条件が重なること、また、春先は、行楽や山菜採りのために山に入る人が増加するほか、農作業に由来する枯草焼きなどが山林に飛び火することも原因となっています。

山火事予防で注意すること 

 一人ひとりが森林の大切さを認識し、防火意識を高めることが最も大切です。山火事の原因の多くが、人のちょっとした火の取扱いの不注意で発生していることから、

  • 枯れ草等のある火災が起こりやすい場所では、たき火をしないことmountain-fire.png
  • たき火等火気の使用中はその場を離れず、使用後は完全に消火すること
  • 強風時及び乾燥時には、たき火、野焼きをしないこと
  • 野焼きを行う場合は必ず届け出ること
  • たばこは、指定された場所で喫煙し、吸いがらは必ず消すとともに、投げ捨てないこと
  • 火遊びはしないこと

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