令和5年3月1日(水)本部内の屋内訓練場において、救急技術錬成訓練を開催しました。
今回の訓練は指導救命士による企画・構成の下、次世代の救急隊長を担う副隊長の育成を目的とし、現場管理能力や各種スキルの向上をテーマにブラインド型(傷病者の内容や容態変化等が伏せられた状態)訓練としました。
訓練隊の活動は「観察」、「処置」、「接遇」、「隊員間のコミュニケーション」など、多種多様な項目が評価され、救急現場さながらの終始緊迫した訓練となりました。
訓練後は、隊の活動を振り返り、評価者による講評や、見学者からの質問など、参加者全員で意見交換を行い、救急隊全体のレベルアップを図りました。
この技術錬成訓練の成果を今後の救急活動に反映させ、救命処置の知識、技術の向上そして更なる救命率の向上に努めてまいります。
出場隊員
第1想定は心肺停止の事案。救命処置を実施中
第2想定は外傷事案。バイクの単独事故を想定
第3想定は循環障害と意識障害を想定。救急車内での処置の詳細が分かりやすいように、スクリーンに投影
各訓練終了後には、評価者による講評を実施
会場の見学者からも活発な意見・質問がありました