令和3年中に大東市及び四條畷市で発生した火災は39件で、そのうち建物火災は27件、さらに建物火災27件のうち21件が住宅で発生しました。
これらの火災の原因を調べてみますと、電化製品の配線やテーブルタップによるものが合計5件で最も多く、続いてこんろの2件となっています。こんろについては鍋の空焚きなど火災に至らない事案も多数発生しており、もしかすると火災に発展していたかもしれませんので、調理中は火のそばを離れないなど基本的なことをぜひ守っていただきたいと思います。
そして、一番多かった電気関係について火災発生のメカニズムがいろいろありますのでここにいくつか列挙させていただきます。
1 タコ足配線などの容量オーバーによる過熱
2 家具などの踏み付け等による半断線
3 コンセント部分にほこりが溜まりトラッキングが発生
4 モバイルバッテリーの落下等による内部破損
いかがですか?思い当たるものはございませんか?
電気に起因する火災はじわじわと長い年月を経て劣化が進行するものが多く、ある日突然火災に発展することが特徴です。万が一に備えてこれらの原因をできるだけ取り除き火事に遭わないように気を付けてください。